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【関東整備局】 井浦義典総務部長インタビュー「職場の魅力向上へ職員・組織をサポート」
2022/09/13インタビュー
関東地整発
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就任の抱負を語る井浦部長
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関東地方整備局の井浦義典総務部長は就任インタビューで、特に注力したい点としては「出先事務所と意見交換を行って、いろいろなヒントを得ていきたい」とした。続けて、大切にしたいこととして「人材確保と人の定着をセットに、職場の魅力向上を実現する。より良い職場環境づくりを推進しつつ、整備局が期待される役割をしっかり認識しながら、職員・組織をサポートしていきたい」と意気込む。
職場の生産性向上では「コロナ禍によりテレワークやウェブ会議を経験できた。この経験をもとに業務改善することが必要。テレワークやウェブ会議を活用するには何が必要か見極めながら実践していきたい」との認識を示した。また「人口減少・大量退職の状況は例外なく整備局にも突き付けられている。現場力を確実に発揮するには、一人でも多くの人材が必要となる。総務部としてもできる限りの対応をしていく」と強調した。
管内の印象として「首都圏ならではの役割・期待は大きいと認識している。国土交通省が持つ最大の特徴である『現場力』を担う、地方整備局・事務所の生産性をどう高めるかが重要」との認識を明らかにした。
思い出に残る仕事は、2016年に発生した熊本地震に対応した九州地方整備局建政部長のころを挙げる「初めての地方整備局勤務で、地震による被害からの復旧・復興に対する地元業界や自治体からの期待が思った以上に大きかった。それらに答える対応力として整備局各部の『現場力』がうまく連携していた」と話す。続けて「もうひとつは東日本大震災の経験や知見が共有され、積み重ねがあった。産官学が連携して主体的に取り組み、強い結びつきで課題解決に当たった」と振り返る。
仕事への取り組み方として「やらない理由を考えるよりは、何か少しでもできることを考えて実行・行動する」を念頭に置いている。また「九州整備局時代に事務所が地域と一体となっていた印象を思い出す。普段から信頼関係を持つことで、必要な時に直ぐに対応が可能となる」と述べた。
【略歴】いうら・よしのり
1996年九州大学法学部卒。三重県県土整備部都市政策室長、国交省土地・建設産業局不動産業課不動産業指導室長、九州地方整備局建政部長などを経て7月1日から現職。49歳。福岡県直方市生まれ。趣味は自然散策で、栃木県の奥日光がおすすめ。
