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【建築BIM】 年度内に事例集作成へ／モデル事業を検証・分析
2022/09/14建設時事
建設メール
国土交通省は、14日に建築BIM環境整備部会を開催し「BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業」検討事例集の作成方針を示した。建築分野でのBIM活用・デジタルデータ活用の普及を図るため、2020・21年度のモデル事業における検証・分析成果が一覧可能な事例集を年度内に作成する。
モデル事業は、建築分野の設計・施工等の工程を横断してBIMを活用する試行的な建築プロジェクトにおけるBIM導入の効果等を検証する取り組みを支援するもの。
掲載・整理の対象は、20年度のモデル事業8件、21年度モデル事業のうち、先導事業者型7件、パートナー事業者型5件、中小事業者BIM試行型9件など。各事業の検証・分析報告書でまとめられた成果を幅広く周知し、活用しやすくするため、各事業者の検証・分析概要などを整理、コンパクトで、かつ分かりやすく紹介する事例集を目指す。
作成に当たっては、BIMモデル事業評価委員会と環境整備部会の意見を確認するとともに、各事業者の協力を得て事業概要をまとめる。事例集は、国交省ホームページで公表する予定。
なお22年度のモデル事業では、先導事業者型で8件、パートナー事業者型で3件、中小事業者BIM試行型で4件が採択されており、21年度からの継続事業も5件ある。
