見たもん勝ち ～建設業応援団～
【企業情報】 東急建設とアイリッジが建設DX「工具ミッケ」を共同開発
2022/09/22特集企画／ＰＲ
建設メール
 |
|
「工具ミッケ」の仕組み図
|
アプリ開発等を手掛けるアイリッジ（東京都港区）と東急建設（東京都渋谷区）は、無線自動識別（RFID）タグとスマートフォンアプリを活用した建設DXサービス「工具ミッケ」を共同開発し、10月1日から販売を開始する。概念実証では最大8割程度の工数削減効果が認められており、10月中には東急建設の現場5カ所での導入が決まっている。鉄道工事現場を皮切りに、2022年度末までに計20カ所への導入を目指している。
工具ミッケは、残業規制が導入される「建設業の2024年問題」に向けて工事現場で使う工具の照合作業を自動化し、管理業務の縮減と生産性向上を実現するサービスとなる。月額5万円から利用可能で、RFIDの利用に当たって必要となる電波法に基づく総務省への各種申請手続き代行もサービス内に含まれる。工具ミッケでは、ひとまとめにした工具類の上にRFIDスキャナをかざすだけでスマートフォンアプリ上のリストと照合可能であり、ターミナル駅の工事現場など大規模な現場ほど工数削減の効果が期待できる。
今後もサービス改善を重ねながら、より幅広い建設現場のDXを支援していく考えだ。
