見たもん勝ち ～建設業応援団～
【グリーンインフラ】 創出促進へ開発支援／民間企業らの新技術
2022/12/13建設時事
国土交通省は、グリーンインフラに関する新技術・サービスの開発を促進するため「グリーンインフラ創出促進事業」の公募を開始した。
本年度第2次補正予算を利用し、民間企業等による自然環境の多様な機能を利用する技術で、実用段階に達していないものの開発を支援する。応募対象技術は①防災・減災に係る雨水浸透技術②定量的な効果のモニタリング技術―のほか、グリーンインフラに関する新技術の実用化に向けた研究・開発等の必要性が認められる提案であれば対象とする。公募期間は2023年1月27日まで。
同事業では、グリーンインフラの社会実装により、地球温暖化の緩和、防災・減災、ポストコロナの健康でゆとりある生活空間の形成などを進めるため、産学による先進的な技術開発を促進するとともに、産学官の多様な主体の連携により、開発された技術の社会的な普及を目指す。
応募された企画提案については、有識者で構成する評価委員会での審査を経て研究開発を実施する。履行期間は24年3月29日まで。費用負担限度額は1技術当たり750万円程度とし、技術研究開発期間は原則1年以内となる。
