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【CCUS】 WTO一般土木は全て／農水省の発注工事で活用
2022/12/22建設時事
建設メール
農林水産省は、農村振興局所管の直轄工事において建設キャリアアップシステム（CCUS）の活用を進める。一般土木工事のWTO対象工事については、原則として全ての工事でモデル工事を実施する。発注方式は、CCUS義務化モデル工事かCCUS活用推奨モデル工事のいずれかとなり、2023年1月1日以降に入札公告等を行う工事で適用する。
義務化モデル工事は、発注者がCCUSの活用を指定する方式で、活用目標の達成状況に応じて工事成績評定で加点または減点を行う試行工事。活用推奨モデル工事は、受注者が工事着手前に発注者に対してCCUSの活用を協議した上で取り組む方式であり、活用目標の達成状況に応じ工事成績評定で加点を行う試行工事となる。
いずれの方式も、指標について平均登録事業者率は最低基準70％、目標基準90％、平均登録技能者率は最低基準60％、目標基準80％、平均就業履歴蓄積率は最低基準30％、目標基準50％とする。
なお国土交通省の直轄工事では、両方式を合わせて約300件のモデル工事を試行している。
