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【プレキャスト活用】 民間審査制度を／品質管理の合理化図る
2023/02/16建設時事
建設メール
国土交通省はプレキャスト製品の導入促進へ民間審査制度の活用を検討し、2023年度は発注者ニーズの調査や把握など試行の準備段階に入る。順調なら24年度以降は審査制度導入の枠組みの検討や審査制度の試行を進める。
22年度は、プレキャスト製品・工場に関する審査制度の情報を収集・整理。民間審査制度の活用方法検討へPCa製品、JISⅠ類・Ⅱ類、民間の審査制度のメリットデメリットを整理。民間審査制度のRPCA、北陸土木コンクリート製品技術協会にヒアリングを行い審査内容を整理。結果、国の品質管理と同等以上の試験項目を行っていることを確認した。また、民間審査制度を活用することで18項目必要だった品質管理項目がPCa製品JISⅠ類と同様に最小2項目まで削減できる見込み。協会・団体からの意見も聞いている。全国コンクリート製品協会、全国土木コンクリートブロック協会、RPCA、北陸土木コンクリート製品技術協会が対象で多様な意見が出ている。
なお、23年度は設計や施工管理などプレキャスト製品を使う立場からの意見を求める。
