見たもん勝ち ～建設業応援団～
【電子申請】 1月スタートで状況まとめる／知事許可も広がる
2023/03/24建設時事
建設メール
国土交通省は1月10日に開始した建設業許可などの電子申請受付状況をまとめた。地方整備局などの所管で2月末までに建設業許可申請（更新）2件、許可届出（変更届等）65件、経営事項審査申請14件などが電子申請となった。また、都道府県についても京都府が4月から参加予定としており、東京都も2023年度中に参加予定、このほか大阪、兵庫、福岡も参加に向けて検討を進めている。
電子申請の範囲は建設業許可関係が▽許可申請（新規許可、許可換え、般特許可、業種追加、更新）▽変更届の届出（事業者の基本情報、経営業務管理責任者、営業所の専任技術者、営業所の代表者など）▽廃業等の届出▽決算報告▽許可通知書等の電子送付（各行政庁により扱いは異なる）。経営事項審査関係は▽経営事項審査申請（経営規模等評価、総合評定値）▽再審査申請（経営規模等評価、総合評定値）▽結果通知書等の電子送付（各行政庁により扱いは異なる）―。
稼働状況の集計は電子申請受付を行っている国交省（北海道開発局、沖縄総合事務所含む）と42道府県が対象。
許可申請関係は新規14件、更新58件、業種追加／般特新規4件、業種追加／般特新規＋更新2件。許可届出は変更届等152件、事業年度終了の届出156件。経審申請158件。
このほか、申請者のログイン数は1月8504件（1日平均387件）、2月は1万2626件（同451件）。ヘルプデスクへの問い合わせは1月が電話375件（同23件）、メール199件（同12件）、2月は電話403件（同21件）、メール172件（同9件）で電話での問い合わせが多い状況。なお、行政庁からCIICへの問い合わせは1月81件、2月79件だった。
