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【建築BIM】 維持管理・運用で活用へ／23年度から検証など開始
2023/03/27建設時事
建設メール
国土交通省は建築BIMに関連し、維持管理・運用手法のデジタル化の中で新築・既存建築物の維持管理業務の効率化、デジタルツインの実現による他分野（不動産・物流・エネルギー等）と連携した建物データの運用を目指す。2023年度から2カ年を準備期間とし25年度から検証や試行、既存建築物のBIM化手法の確立などに動き出す。
修繕、改修、運営、施設管理といった維持管理BIM、建物データを運用する運用BIMそれぞれで23年度はユースケースの整理に取り組む。並行して必要な計上・属性情報の整理に入り、24年度は維持管理で活用手法やワークフローの策定、運用では手法の策定を進める。25年度には各種データベースとの連携検証を行い、ガイドラインなどに反映させ26年度からBIM－FM、IoT機器、各種データベース等とのデータ連携手法を策定し展開する。
オープンデータ化の検討は、BIMデータの情報公開に向けて23～24年度はPLATEAUと紐付を行うデータの整理を実施。24年度途中から25年度は公開ルールの策定を進める。25～27年度にPLATEAUや不動産IDと連携したデジタルツインを試行、28年度からはデジタルツインの実装につなげる。
既存建築物のBIM化手法策定は、23～24年度に手法の開発、25～26年度に手法を確立させる。
