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【東武鉄道】 高架化や耐震・法面補強など／23年度設備投資計画
2023/05/22民間開発
建設メール
東武鉄道は2023年度の鉄道事業設備投資として377億円を投じ、安全・安心で暮らしやすく、そして選ばれる沿線を目指す。主な事業として、とうきょうスカイツリー駅付近高架化、春日部駅付近高架化といった鉄道立体化の推進、高架橋の耐震補強、法面補強、駅舎の橋上化などに取り組む。
安全・安心の持続的な提供として推進する鉄道立体交差化は、各路線で推進している。
とうきょうスカイツリー駅付近（とうきょうスカイツリー～曳舟駅間）は、墨田区施行の連続立体交差化工事を実施中。23年度は、下り線高架橋工事を推進する。
春日部駅付近（一ノ割～北春日部駅間、八木崎～藤の牛島駅間）では、埼玉県施行の連続立体交差化工事を実施中。23年度は、東武スカイツリーライン上り仮線工事を推進する。
清水公園～梅郷駅間では、千葉県施行で連続立体交差化工事を施行中。23年度は、引き続き野田市駅部の高架橋工事を推進し新駅舎の供用開始および2面4線化を目指す。
竹ノ塚駅付近（西新井～谷塚駅間）は、足立区施行で連続立体交差化工事が進む。23年度は、事業完了を目指し引き続き引上げ線高架橋工事や側道の復旧および高架下整備を推進する。
大山駅付近（下板橋～中板橋駅間）は、東京都が施行する連続立体交差化工事へ22年度に施行協定を締結した。23年度は、引き続き工事着手に向け設計業務・準備工事等を推進する。
自然災害への備えとして東武スカイツリーラインの小菅～五反野駅間・竹ノ塚～北越谷駅間、東武アーバンパークラインの船橋～新船橋駅間で、高架橋耐震補強を予定。また、法面補強は東武スカイツリーラインの北千住駅構内・小菅～五反野駅間、日光線の藤岡～静和駅間、東上線の成増～和光市駅間・北坂戸～高坂駅間で行う。
踏切に関しては、全方向型踏切せん光灯への更新を83踏切、新しいタイプの踏切支障報知装置への更新を6踏切で予定している。
駅舎のリニューアルは、北春日部駅、花崎駅、加須駅、新柏駅で計画している。七里駅はさいたま市の支援をうけ橋上化を推進、年度内に供用予定としている。
