見たもん勝ち ～建設業応援団～
【電設協】 労働時間上限規制テーマに／大阪で会員大会開く
2023/10/13業界動向
建設メール
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あいさつする山口会長
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日本電設工業協会（電設協、山口博会長）の2023年度会員大会が12日、大阪市の帝国ホテル大阪で開催され、4年ぶりに制限のない中、約500人が来場した。大会決議では「令和6年4月に迫った『時間外労働の上限規制適用』への的確な取り組みを！」を主題に①業務の合理化・効率化・生産性向上により就労時間を削減しよう！②「4週8閉所」の実現へ向け努力しよう！③電設工事業の将来を見据え、希望に満ちた業務環境を創ろう！―の各テーマを定めた。
開会に当たり山口会長は「現下の最重要課題は、半年後に迫った時間外労働の上限規制の建設業への適用への的確な取り組み。働き方改革を進めていかなければ、電気工事業が将来を担う人材に魅力ある働きの場として、持続的な発展を望むことは出来ない」と指摘した上で、「本部、支部、都道府県の協会が手を携え、業界発展のために活動を進める」と決意を示した。
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５００人が参加した
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来賓あいさつは、大阪府知事吉村洋文氏の代理として副知事の森岡武一氏、国土交通省近畿地方整備局長の見坂茂範氏がともに歓迎の言葉を送った。
基調報告は、「生産性向上で働き改革の推進！」「入職促進活動と業界の課題について」「中小部会事業活動について～7年間の軌跡と夢～」の題目でそれぞれ説明があった。
その後、茶道裏千家家元の千宗室氏による記念講演会「茶の湯の話」と懇親会が盛況に実施された。来年は9月12日に札幌市で実施する。
