見たもん勝ち ～建設業応援団～
【トイレ洋式化】 小中学校68・3％に／引き続き支援進める
2023/10/19建設時事
建設メール
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トイレ洋式化状況
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文部科学省は公立学校施設のトイレ洋式化の状況をまとめた（9月1日時点）。公立小中学校の洋便器率は68・3％で、2020年調査に比べて11・3ポイント上昇している。トイレ整備については、各地方公共団体の整備方針に応じて児童生徒等が安心して過ごせるよう、財政面も含め引き続き支援に取り組む。
調査は幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校の前期課程、特別支援学校が対象。校舎、体育館・武道館、屋外トイレ等のトイレで児童生徒が日常的に使用するトイレについて洋便器と和便器の状況を聞いている。
洋便器化率は母数の多い小中学校が68・3％なのに対し、幼稚園は82％（20年調査75・8％）、特別支援学校88・4％（同79・4％）と高い。全体では69・3％となり20年の58・3％から11ポイント上昇、着実に進んでいる。
トイレの整備方針は小中学校の場合、おおむね洋便器（洋式化率90％以上）が60・4％、各階に1つ程度和便器を設置し、他は洋便器（洋式化率約80％以上）13・3％、各トイレに1つ程度和便器を設置し、他は洋便器（洋式化率60％以上）18・4％で、和便器よりも洋便器を多く設置する方針の学校設置者が9割を超えている。幼稚園、特別支援学校も同様の傾向にある。
