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【日建連】 リーフレットを作成／設備工事の現状を周知
2023/10/23積算・資格news
建設メール
日本建設業連合会（日建連、宮本洋一会長）はリーフレット「設備工事費上昇の現状について」を作成し20日、会員企業へ配布した。大規模建築物などの設備工事で使用する設備機材の価格動向や納期の遅延、協力会社の繁忙化などの現状が記載されており、発注者に対して説明する際に使用する。
大規模建築物などに使用する設備機材は特注品が多く、建設物価調査会の発表する指数と資機材・工事価格が大きく乖離してしまっている。元請企業が特注品などを使用する際には、実際の価格変動について説明を行う必要がある。
リーフレット表面には、大規模建築物などで使用される設備機器は特注品が多く平均的な資材とは価格動向が異なるものが多いこと、設備工事協力会社の確保や設計変更および代替品・代替工法の提案などを協議するために時間的な余裕のある相談・発注が必要であること、2024年度からの時間外労働上限規制適用開始に対応するために適正な工期を確保した発注が必要なことなどを説明している。
裏面には日建連が会員企業を対象に独自調査した特注品などの平均的な値動きを掲載。また電気設備、衛生設備、空調設備、昇降設備の4種の設備工事における納期の長期化などにより、工事着手に期日がかかる現状について解説している。
宮本会長は「設備工事を受注してくれる協力会社の確保が難しくなってきている。今後は特に工期の面でも発注者へより一層理解を得るための説明が必要になると思う」と語った。
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価格高騰などについて説明
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