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【23年度上半期の公共工事動向】 請負金額は4・6％増／3建設業保証統計
2023/10/23業界動向
建設メール
北海道建設業信用保証、東日本建設業保証、西日本建設業保証の3社による2023年度上半期の公共工事前払い金保証統計が明らかになった。請負金額合計は9兆737億円で、前年同期比4・6％増と好調な結果となった。
ブロック別に見ると前年同期比で増加したのは北海道、関東、中部、近畿、中国、九州の6ブロック、都道府県別では24都道府県で増加となった。
発注者別での件数と請負金額は、国が9386件（前年同期比4・7％減）で1兆3538億3100万円（同2・8％減）、独立行政法人などが2516件（同2・7％減）で1兆1146億8400万円（同1・5％減）、都道府県が5万111件（同2％減）で2兆4854億2000万円（同1・1％増）、市区町村は6万5431件（同0・7％増）で3兆4127億9800万円（同7％増）、地方公社は1246件（同3・9％減）で1070億8900万円（同13％増）、その他は3192件（同9・2％増）で5999億7300万円（同46・1％増）と都道府県、市区町村が好調をけん引した。
工事種類別実績は土木が7万6047件（前年同期比1・6％減）で5兆1551億5600万円（同1・2％増）、建築は1万1563件（同2・1％増）で2兆460億2300万円（同10・3％増）、電気が7227件（同4・1％増）で5701億8300万円（同14・7％増）、管が6829件（同1・3％減）で4110億400万円（同6・4％増）、設計は1万2727件（同0・2％減）で2314億1100万円（同3・7％増）、調査は9027件（同1％減）で1550億4400万円（同5・8％増）、測量は3911件（同3・8％減）で480億6000万円（同3％減）、その他は4551件（同4・4％増）で4569億1400万円（同7・7％増）となった。全体的に件数よりも請負額の伸び率が高いことから、大型の案件が増えている傾向が見て取れる。
