見たもん勝ち ～建設業応援団～
【日建連】 27作品に受賞の栄誉／BCS賞と土木賞
2023/12/01業界動向
建設メール
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宮本会長（前列左から７番目）と受賞者達
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日本建設業連合会（日建連、宮本洋一会長）は11月30日、日建連表彰2023表彰式を東京都港区のThe Okura Tokyoで開催し、「BCS賞」15件「土木賞」12件の全27作品の栄誉をたたえた。
主催者あいさつで宮本会長は、日建連表彰開催の趣旨を説明した上で「日建連表彰の知名度向上に取り組んでおり、建設業関係者の間で表彰の価値が高まっていることを非常にうれしく思う。さらに向上させていくため、一層の研さんを重ねていきたい」と語った。
来賓代表として斉藤鉄夫国土交通大臣が「日建連表彰は皆さまの日ごろの研鑽と努力の結晶を称えるものであり、日本の優れた建築・土木技術を後世に伝える上でも大変意義深いものである」と評価した。
表彰状授与の後、BCS賞の受賞者代表あいさつでは『日本女子大学目白キャンパス再整備』で受賞した日本女子大学の今市涼子理事長が「目白キャンパスの再整備事業は、21年に迎えた創立120周年の記念事業として位置付けられたもの。当時は東京五輪需要による建設費の高騰やコロナ禍による工期への影響など多くの課題があった。設計者、施工者、学内関係者が一体となって無事に21年にグランドオープンを迎えることができた」と竣工までの過程を振り返った。
土木賞の受賞者代表あいさつは『天ヶ瀬ダム再開発トンネル減勢池部建設工事（1期～3期）』で受賞した近畿地方整備局の見坂茂範局長。「近年、地球温暖化に伴う気候変動に起因する大規模な水害や土砂災害が全国的に頻発化している。激甚化する災害から国民の生命財産を守ることは土木技術者にとって重要な使命である。国土交通省は、安全安心な社会の実現に向けてリーダーシップを発揮して取り組んでいく」と土木施工に携わる立場から決意を述べた。
