見たもん勝ち ～建設業応援団～
【東建】 建設系高校の作品展示／温泉施設の模型に会長賞
2023/12/11業界動向
建設メール
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会長賞作品に花付けする今井会長
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東京建設業協会（東建、今井雅則会長）が主催する東京都建設系高校生作品コンペティション2023が、7日から9日まで東京都新宿区の新宿駅西口広場イベントコーナーで開催されている。今井会長は7日に、最高賞となる東京建設業協会会長賞の受賞作品へ花付けを行った。受賞したのは「オーバービューライン」（模型部門、蔵前工科高等学校建築科）で、制作メンバーの1人の出身地、青ヶ島の活性化をテーマに温泉施設を設計した作品。
受賞理由は、施設の細部まで作りこんだ高度な技術力、青ヶ島の二重カルデラを活用した発想力、建物とカルデラ湖のジオラマの美麗さの3点が挙げられた。
今井会長は「施設のエネルギー源として地熱を利用している点も非常によく考えられている。島の自然と共生した施設として作り上げられている点が素晴らしい」とSDGsの観点からも作品を称賛した。
このコンペティションは都内の建設系高校で学ぶ生徒たちが制作した作品を展示し、日ごろの学習成果を発表するとともに、建設業に対する社会的な認知と関心を高めることを目的としている。
今回は▽葛西工科高等学校▽総合工科高等学校▽蔵前工科高等学校▽田無工科高等学校▽工芸高等学校▽農芸高等学校▽墨田工科高等学校―の7校の生徒たちによる127点の作品が出展されている。
展示作品は模型、製図、製図模写、実習、家具、工芸、ポスターの7部門に分けられており、会長賞のほか、各部門の最優秀賞（会長賞受賞した模型部門除く）、優秀賞など5つの賞が授与されている。
