見たもん勝ち ～建設業応援団～
【女性定着支援】 5年ぶりに対面で／全国大会を2月13日開催
2024/01/24業界動向
建設メール
建設産業女性定着支援ネットワーク（事務局=建設業振興基金）は、2月13日に全国大会を対面とズームの併用で開催する。対面での開催は、5年ぶりとなる。さらに、ネットワーク構成団体以外の一般からも先着1000人限定でズームでの視聴が可能で、24日に受け付けを開始する。また23日からは全国を4つに分けたブロック別意見交換会がスタート、全国大会へ議論の結果を報告する。
ブロック別意見交換会は23日の北海道・東北・北陸地区を皮切りに、24日は関東甲信地区、25日に九州・沖縄地区、30日の東海・近畿・中国・四国地区で締めくくりとなる。議題の中心は▽中小建設企業の柔軟な働き方の導入に向けた事例集▽中学生以下向けの魅力発信イベント▽女性定着促進に向けた建設産業行動計画―の3点。
柔軟な働き方の事例集は、国土交通省から振興基金が受託したもので現在作成中。取り組み方が分からないといった中小建設企業に対して、優良な事例、先進的な事例について意見を聞く。
ネットワーク登録団体と振興基金が共催で、主に中学生以下を対象とした建設業の魅力発信に関するイベントを実施しており、魅力発信における課題や対応策、工夫などについて意見交換する。なお、イベントは14回開催している。
また、2020年1月に策定した女性の定着促進に向けた建設産業行動計画が5カ年計画の5年目となる。次期計画策定を見据え、女性のさらなる活躍と定着に向けた諸課題として、働きやすい現場の労働環境の整備、建設産業の魅力・働きがいの発信などによるイメージ戦略について意見を求める。現行計画は、国土交通省のほか、日本建設業連合会、全国建設業協会、全国中小建設業協会、建設産業専門団体連合会、全国建設産業団体連合会と同ネットワークが連携して作成している。
国交省は次期計画について24年度内の策定完了を視野に入れている。
ブロック別意見交換会での意見を集め全国大会で深掘りする。なお、ネットワークに登録していない団体や建設業に入職を考えている学生など一般の視聴は2月5日まで受け付ける。後日アンケートに答えると図書カードが貰える特典付き。申し込みなど詳細は24日公開のホームページ（https://www.kensetsu-kikin.jp/woman/info/3171/）で。
