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【東建】 次期会長に乘京氏内定／初の女性理事に小根澤氏／24年度新体制案を発表
2024/04/26業界動向
建設メール
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会見に臨む（左から）寺田副会長、今井会長、乘京副会長
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東京建設業協会（東建、今井雅則会長）は24日、東京都中央区の鉄鋼会館で記者会見を開き、2024年度の新体制について発表した。今井会長は次の総会で会長職を退き、後任には乘京正弘副会長（飛島建設、社長）の就任と3人の新たな副会長が内定している。また、東建初の女性理事に小根澤美和氏（東工務店、代表取締役）が内定したことを明らかにした。
現在の正副会長は次の総会で交代する。新体制は、乘京会長、清水琢三副会長（五洋建設、代表取締役社長）、池上一夫副会長（長谷工コーポレーション、代表取締役社長）、清水康次郎副会長（清水建設、専務執行役員兼東京支店長）。
次期会長が内定した乘京副会長は「現体制はコロナ禍の中でスタートした。会長の指導の下、行政や政党などと意見交換を重ね、要望の実現に取り組んできた。引き続き、建設業を魅力ある業界としていきたい。中小企業や地方の会社に東建に加入してよかったと思ってもらえるような提案をしていきたい。社会的な要請に応えつつ、建設産業が社会的な役割を果たすためにも、業界側の要望もしっかりと発信していきたい」と意気込みを語った。
今井会長は「目の前の課題だけではなく、労働力減少の対策など、中長期的な視野が必要だと感じ、中期運営計画の策定などに努めた。建設業は社会に不可欠な産業。持続可能な経営へ、利潤が産まれる受注環境を整備し、若い世代が入職する魅力ある産業を目指してきた」と振り返るとともに「まだまだ積み重ねた問題がある。社会的な認知の拡大、建設業は儲けてはならないという社会的な認識の払拭など、引き続き取り組んでいただきたい。乘京新会長に期待する」とコメントした。
