見たもん勝ち ～建設業応援団～
【日建連】 交通安全の徹底を／交通事故防止講習会開く
2024/05/20業界動向
建設メール
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谷口部会長
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日本建設業連合会（日建連）の公衆災害対策委員会交通対策部会は15日、建設工事に伴う交通事故等防止講習会を東京都中央区の東京証券会館で開いた。約200人が参加し、建設工事における交通事故防止について学び、交通安全の徹底へ意識を高めた。
開会に当たり谷口和善部会長は「2023年の建設工事に伴う交通事故の発生状況を日建連会員会社の協力を得て調査したところ、697件の事故が報告された。このうち468件が会社側の過失が相手側よりも大きい第一当事者事故だった。こうした状況を踏まえ、現場の人たちに対し、交通安全教育の徹底など、交通事故防止についてさらなる指導を求める。24年度の交通安全スローガンは『一呼吸 心のゆとりで 防ぐ事故 焦らず確認 右左』。このスローガンの通り、心にゆとりを持って交通事故防止に努めてもらいたい」と呼びかけた。
その後、4人が講義に登壇。事故防止に関する施策の知見を深める講義が行われた。講師とテーマは次のとおり。
▽中野徹氏（警視庁交通規制課道路第一係）=路上工事現場等における交通安全対策について
▽柴田佳彦氏（鹿島建設、横環南公田笠間トンネル工事事務所所長）=現場管理責任者の講話「建設工事における交通事故等防止の取組み」について
▽横山祐介氏（自動車事故対策機構）=ドライブレコーダーを活用した安全運転指導
▽松尾芳美公衆災害対策委員会交通対策部会専門委員=建設工事現場におけるダンプカーの交通事故防止について
