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【電設協臨時総会・会員大会】 新会長に文挾氏／第4次アクションプラン始動へ
2024/09/17業界動向
建設メール
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新会長に就任した文挾氏
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日本電設工業協会（電設協）の2024年度臨時総会・会員大会が12日、札幌市内の札幌パークホテルで開かれ、全国から約500人が出席した。3年間会長職を務めた山中博氏に代わり、文挾誠一氏（関電工、代表取締役会長）が新会長に就任した。会員大会では「新たな電設業界の構築に向けて第4次アクションプランを始動させよう！」をスローガンとする大会決議により、第4次アクションプランが採択された。
第4次アクションプランは24～27年度の行動計画。柱として▽時間外労働上限規制をてこに働き方改革の深化▽担い手不足の深刻化に対応した「多様な人材確保と育成」と処遇改善方策を強化▽生産性向上、省エネ・脱炭素化など人口減少下での社会・地域のGX実現に貢献する新技術の開発・普及に積極的に取り組む▽請負契約の見直しによる受発注者間の対等な関係の構築に向けた条件整備と関係者・関係機関とのコミュニケーションを充実させる▽電設協としての会員サービスを充実させるとともに、広報・広聴活動を強化し社会への発信力を強化する―を掲げている。
文挾会長は会員大会で「時間外労働上限規制が適用開始となった。電気設備業界が魅力ある産業となるため、働き方改革を深化させていく必要がある。今後は、受発注者の対等な関係を構築していく事が重要」と語った。
今後の方針は「第4次アクションプランを始動させ、新たな電設業界の構築に取り組む方針を示す。若い世代が、社会から必要とされる電設業界を選び、誇りを持って働けるよう、断固たる決意を持って進める」と述べた。
基調報告は電設協人材委員会の池田洋基氏が「多様な人材が“いきいきと”活躍する魅力と活力あふれる電設業界を目指す！」と題して業界の魅力向上に向けた活動を紹介した。
電設協北海道支部からは、中村匡秀氏が登壇し「ゼロカーボン北海道に向けた再生可能エネルギーの動向」をテーマに、これまでの事例と施策について説明した。
大会後には、料理人の三國清三氏による記念講演や懇親会が盛況に催された。
