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【国土地理院】 作業規程の準則改定／GNSS標高測量適用で
2024/12/23建設時事
建設メール
国土地理院は公共測量「作業規程の準則」の一部改正を計画、2025年度から適用させる。ポイントは現行の「GNSS測量機による水準測量」から「GNSS標高測量」への変更。
25年4月に予定している全国の標高成果の改定で、全国の標高は衛星測位を基盤とする最新の値「測地成果2024」となる。新しい基盤に対応した標高決定手法の「GNSS標高測量」を公共測量へ導入する。また、三次元点群データを使用する新しい測量技術の活用等も含めて作業規程の準則を一部改正する。
GNSS標高測量の導入と全国の標高成果の改定に関連した改正は、地理院が23年度に作成した「GNSS標高測量マニュアル（案）－試行版－」のうち、3級水準測量を準則に反映させる。現行の「GNSS測量機による水準測量」を「GNSS標高測量」へ代替。新ジオイド・モデルの導入と全国標高改定に関連する条文を改正する。
三次元点群データを使った断面図作成マニュアルの準則反映は、断面図作成方法として数値地形モデル（TIN）法に加えて、点群データを用いた最近隣法を標準化する。
その他、航空レーザ測量および航空レーザ測深測量のオリジナルデータに関する規定に点密度を追加を行う。
