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【作業効率化】 橋梁の点検支援技術／性能カタログ31件追加
2025/04/07建設時事
建設メール
国土交通省は橋梁点検支援技術について、作業効率化の効果を調査・分析している。2025年度は新技術31件を性能カタログに追加する。
橋梁点検については、24年度にフィールドテストを実施。検証項目として◇PC上部構造や吊材の状態把握◇コンクリート部材落下対策箇所の状態把握◇支承部の状態把握◇コンクリート内部鉄筋腐食の把握◇橋梁基礎洗掘や斜面上基礎の状態把握◇ゆるみや折損が生じたボルトの損傷検知と状態把握◇狭隘な溝橋内空の状態把握◇床版上面土砂化の検知と状態把握◇狭い桁端部やゲルバー部の状態把握◇状態の記録、点検結果の記録やとりまとめの効率化◇疲労亀裂の検知と状態把握―などを掲げ、公募技術を対象にフィールドテストを実施した。
25年度はフィールドテストを踏まえ、31技術を点検支援技術性能カタログに追加する。新たな技術としては、斜材ケーブルに設置した装置を移動しながら斜材表面を撮影する画像計測技術、ドローンに搭載した赤外線カメラ画像から「うき」を検知する非破壊検査技術、GNSS測位技術を用いて遊間の変位を測定する計測・モニタリング技などがある。
