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【関東地整】 さらなる新規参入促進／8月から測量などで
2025/07/15建設時事
関東地整発
国土交通省関東地方整備局は8月から、測量業務などの新規参入機会を拡大する。地域の担い手確保が必要な案件で、総合評価の必須項目に「新規契約の有無」を設定。当該年度に受注がない企業を加点することで、受注者の裾野を広げていく考えだ。
現行でも直轄実績を持たない企業の参加を促すために、成績・表彰を加点しない「実施能力評価拡大型」を一部で試行している。
今回、「担い手確保の取り組みを強化する」（技術管理課）ことを狙いとして、さらなる配点変更に踏み切った。
具体的には、新設する「新規契約の有無」について、企業評価25点満点中、5点の配点とする。同型で9点の配点となっている「同種・類似業務の実績」を4点に減らすことで、5点を生み出した格好。「企業評価25点満点の20％を占めるため、かなり大きい」（同課）という。
実施能力評価拡大型は、2023、24年度とも約20件で実施した。大半は測量業務となっている。
8月からの新運用でも現行どおり、土木コン、測量、地質の3業種における簡易型のうち、価格と技術を1対1のウエートで評価するタイプが対象。不調・不落対策の視点も加えた上で、各事務所が適用案件を決める。
