〈耳寄り〉 石井国交相の留任決まる/道半ばの課題解決に期待
2017/08/03コラム
建設メール
石井啓一国土交通大臣の留任が3日に決まった。留任決定前の退任会見で石井大臣は「災害や事後が相次ぎ、緊張した毎日だった」と約1年10カ月の在任期間を振り返った。政策面では震災復興や生産性革命に省を挙げて取り組んできたこと、防災・減災、インフラ老朽化対策、建設業や自動車運送業の働き方改革などに「懸命に取り組んだ」と説明した。
また、「多くの皆さまに支えられながら全力投球でやってきた。国土交通省の総合力を発揮して、重要な課題に対して取り組むことができた」としながら、「政策課題は、やはり時間が掛かる。いずれの課題もいまだ道半ばであると思っている」と話した。三期目の任期に当たっても石井大臣は課題解決に「全力投球」で取り組むことだろう。