【建設労働需給】 10月も鉄筋工(建築)で不足率大きく
2018/11/26建設時事
建設メール
国土交通省が10月に行った建設労働需給調査の結果、過不足率は全国の8職種全体で1・9%の不足となり、前月から0・3ポイント不足幅が縮小した。8職種中、特に鉄筋工(建築)の不足率が引き続き最大で3・5%となっている。対前年比の過不足率でも鉄筋工(建築)の増加幅が最も大きい。職種別では全職種で不足傾向にある。
地域別では全ての地域で不足傾向にあり、前年同月比では四国の減少幅が最大だった。今後の労働者確保の見通しについては全国・東北地域ともに「普通」となっている。
残業・休日作業を実施している現場数は8職種で手持現場数の5・0%となり、前月と比べ0・2ポイント上昇した。主な理由では「前工程の工事遅延」「無理な受注」「昼間時間帯時間の制約」の順に多かった。