見たもん勝ち ～建設業応援団～
【日綜ゴンドラ】 高輪ゲートウェイ駅で活躍／P－UP工法を採用
2019/06/12特集企画／ＰＲ
建設メール
日綜ゴンドラ（東京都中央区、比留間純社長）のP－UP工法が、JR山手線に新設される高輪ゲートウェイ駅（東京都港区）構内の吹き抜け部分のガラス手すり工事に採用された。同工法はこれまでに50件の導入実績があり、駅舎関係の工事ではJR仙台駅に次ぐ2件目の導入。同工法導入により、電車の電線工事などと並行して吹き抜け部分の作業が行えるため、従来に比べて6割から8割程度の工期短縮を実現した。 PーUP工法とは、デッキ型ゴンドラと揚重機（テルハクレーン）を併用し、外装材の取り付けから仕上げ工事までを一貫して行うことができるパネル揚重機システム。タワークレーンや重機などを使用しないため、重機の稼働や作業のコストが削減できる。
施工を担当している大林組・鉄建建設JVの高見朋宏工事長は、同工法を取り入れたことにより、床レベルから上だけで工事をすることができるとし「本来は1～2カ月の調整が必要なところを1～2日の調整で済み、余計な調整がなくなった。今回の工事に一番フィットした工法」と話す。
なお、同駅舎の建築工事概要はS造地下1階地上3階建て、延べ床面積5252・96㎡で2020年2月末の完成を予定している。
