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【国土交通省概算要求】 〈道路関係〉2巡目メンテナンスへ対策
2019/09/18建設時事
建設メール
国土交通省の2020年度予算概算要求のうち、道路関係ではメンテナンス2巡目への対策、防災機能を強化した道路空間の推進などに向けて、事業費ベースで対前年度当初比1・19倍となる4兆8605億円を求めた（有料道路事業等含む）。
道路の老朽化対策の本格実施では、道路メンテナンスの2巡目を将来にわたる安全性の確保や財政負担軽減の最後の機会と捉え、1巡目点検結果を踏まえた早期措置が必要な施設への計画的な対策を進め、予防保全による道路の老朽化対策への点検を行う。また地方への支援として点検結果を踏まえ、長寿命化修繕計画の策定を促し、地方への支援に係る新たな枠組みを構築。効率的な点検・修繕のため、新技術を積極的に活用する。
道路の防災・震災対策では重要物流道路等の防災・震災対策、斜面崩落を防止する道路法面対策などの事前防災を進める。
踏切対策では、法指定した踏切道について20年度までの対策または改良計画の策定を確実に実施するため、道路管理者の対策検討を支援する。
他にも地方自治体における自転車活用推進計画の策定促進、無電柱化の推進、自動運転に対応した道路空間の基準等の整備などを盛り込んだ。
