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【ネクスコ東日本】 橋梁耐震補強設計で新契約方式／初弾は関東支社の13件
2019/11/13建設時事
建設メール
東日本高速道路は、橋梁耐震補強設計の新たな契約方式として複数の橋梁をまとめて発注する「設計基本契約方式」を導入する。初弾は関東支社発注の13件となり、いずれも公募型プロポーザル方式を採用し、年内の入札公告に向けて準備を進めている。一定の期間内に同様の橋梁耐震補強設計を集中して行い、設計ストックを確保するとともに、契約手続きの効率化と入札不調の回避につなげたい考えだ。関東および、それ以外の支社に関しても、計画が固まった時点で発注見通しを示していく。
新方式では、事務所や路線、区間などの単位で2～3件の橋梁耐震補強検討業務を一括して競争参加者を募集、評価した上で設計実施者を特定し、「基本契約」を締結する。その後、基本契約に基づき個々の橋梁の設計について受発注者間で履行期間・価格などに関する契約交渉を行い、随意契約により「個別契約」を結ぶ。基本契約の選定段階では、企業の実績や個別契約時の設計体制、技術提案内容などを評価し、配置する技術者は求めない。また請負代金額の締結も行わず、個別契約の段階で履行内容・履行期間・価格などを交渉するほか、配置する管理技術者・担当技術者・照査技術者を決める。基本契約の履行期間は約25カ月～約35カ月で、同期間の中で各業務を完了させる。
