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【建機レンタル業実態調査】 市場規模は1・19兆円規模
2019/12/03業界動向
建設メール
日本建設機械レンタル協会（JCRA）は、会員企業に対して実施した5回目となる「2019年度建設機械レンタル業実態調査」の結果をまとめた。貸付部門の市場規模は約1兆1900億円（前年比900億円増）となっている。
調査は775社に対し7月30日から9月6日までに行い、242社が回答（回収率31・2％）。
業界の企業属性は5分野で分析。設立年分布は「1976～80年」が17・7％と最も多く、次いで71～75年が15％、66～70年が12・8％で過去3年の調査と同様の傾向だった。
資本金別では、500万円超1000万円以下が35・7％で最多。従業員数は21～50人（24％）が1位。営業所や工場などの拠点数は、補完データが取得できた585社では「1カ所」が27・9％で最も多く、「6～10カ所」17・4％、「2カ所」14・9％の順で、平均は10カ所だった。また営業所や工場などを展開する拠点エリアの状況は、最多が関東（首都圏）の22・7％。以下は九州・沖縄（22・3％）、東北（21・5％）、近畿（21・5％）の順番に。
財務状況は、売上高推移のほか、貸付、販売、その他の3部門で示した。
売上高推移は、2015年から19年の5カ年間決算の売上高について、600社のデータを取得。「5億円超10億円以下」が14・8％、1億円超2億円以下が12・7％。10億円超20億円以下は昨年と比べ1・6ポイント伸びた。
部門別売り上げでは、売上高に占める貸付部門、販売部門、その他部門の構成比を確認。回答を得た241社のうち、貸付部門については昨年の「5000万円以下」に代わり「5億円超10億円以下」が19・7％で最も高かった。販売部門は「5000万円以下」が36・1％。その他部門も「5000万円以下」が最多の50・6％だった。
