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【民間開発】 住友不動産の大崎東プロジェクトが着工
2020/01/23民間開発
建設メール
住友不動産（東京都新宿区）が品川区の副都心エリアで計画する「（仮称）大崎東プロジェクト」が着工した。19階建ての大規模オフィスビルを建設するもので、2022年2月の竣工を予定する。設計は日建設計、施工は清水建設が担当。 所在地は品川区北品川5丁目420番1号ほか。敷地面積7102㎡。
施設規模はS造（一部SRC・RC造）の免振構造、地下2階地上19階建て＋塔屋1階で延べ床面積4万7509・26㎡。
基準階面積は1797㎡を超える高い集約効果を実現し、多様な需要に対応可能な整形無柱空間を設ける。また働き方改革を踏まえた仮眠室、集中作業室、ブレーンストーミングスペースなどの空間を提供していく。専用部は天井高約3・0mを確保。空調は1フロア53ゾーンの部分制御可能な完全個別空調システムを採用する。さらに万が一の災害を想定し、3回線スポットネットワーク受電を取り入れることで、配電線が1本断線しても他の2本で継続送電を可能にする。変電所事故が発生しても、ビルに貯蔵している重油により72時間分の発電を行う見通しだ。
敷地内には豊富な緑地や広場を設けるほか、マンホールトイレなどの防災設備も配置する。
