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【20年度予算案】 群馬県の投資的経費は23％減の974億円
2020/02/07建設時事
建設メール
群馬県の2020年度当初予算案の概要が明らかになった。山本一太知事の就任後初の当初予算は一般会計予算総額7451億2800万円のうち、投資的経費は974億1997万円。Gメッセ群馬の完成に伴う事業費減少もあり、前年度比で23・3％減と大幅に減少した。ただし19年11月補正や2月補正での国庫補助による繰越事業などがあることから、事業量は前年度並みと予想される。
当初予算案では防災・減災対策加速のため、343億円を計上。うちハード対策に334億円余を充て、水害対策や土砂災害、道路ネットワークの構築などを推進する。発電所整備は四万発電所のリニューアルと霧積ダムへの発電所建設を計画。四万は24年度までで債務負担行為も合わせて約54億円を充て工事に着手する。20年度は堰堤やゲート、電気設備などを行う。霧積は24年度までの債務負担行為含め約7億4000万円の事業費で発電所を新設する。20年度は実施設計の委託を予定。設計・施工一括型のプロポーザルでの実施も視野に入れている。
新設する高崎北警察署（仮称）は21年度債務負担行為と合算して約30億円を確保し、本体工事に着手する。また、藤岡特別支援学校の体育館整備などへ21年度債務負担込みで5億3000万円を充てる。このほか、新規事業として中毛地区15・4haへの新規産業団地整備に向け用地買収費として24億円余も計上している。
