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【1月の建設業倒産】 3カ月連続増加に／東京商工リサーチ調べ
2020/02/14業界動向
建設メール
東京商工リサーチは2020年1月の建設業倒産状況をまとめた。負債額1000万円以上の企業倒産件数は119件で前年同月比5・3％増となり、3カ月連続で前年同月を上回った。負債総額は113億6400万円（12・4％減）で、2カ月連続前年同月を下回っている。
1月の負債額10億円以上の大型倒産はゼロ。1億円未満が90件で全体の8割近くを占めた。
業種別では、中分類で職別工事業が57件、総合工事業47件、設備工事業が15件。小分類では建築工事業17件、土木工事業14件、塗装工事業と床・内装工事業が13件、その他の職別工事業11件、木造建築工事業10件の順。
原因別では、受注不振（販売不振）が71件で、全体の6割。次いで既往のシワ寄せ（赤字累積）が22件、他社倒産の余波7件、事業上の失敗6件。
資本金別では、100万円以上500万円未満が43件、1000万円以上5000万円未満が36件、500万円以上1000万円未満が21件、個人企業ほかが19件だった。
なお、帝国データバンクが発表した1月の建設業の倒産件数も119件だった。
