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【20年度予算案】 茨城県の投資的経費は5・8％増の1598億円
2020/02/21建設時事
建設メール
茨城県は2020年度当初予算案の概要を発表した。一般会計は前年度比2・4％増の1兆1632億1900万円で、うち投資的経費は同比5・8％増の1597億9400万円となった。国補公共事業では国の「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」を活用し、安全・安心の確保を一層推進する。県単公共事業に関しては、通学路等の安全対策、道路・堤防の除草や補修等に対応する維持・管理対策・長寿命化対策などを着実に進めるとともに、国の緊急対策と連携し、防災インフラ整備を推進する。公共事業全体では前年度比0・7％増の1274億1900万円を盛り込んだ。
主要事業では、国土強靱化3か年緊急対策に対応した防災・減災事業には122億3600万円を投じ、道路の法面対策や橋梁の耐震化、河道改修などを行う。道路工事基礎調査費には2億6800万円を予算化し、幹線道路ネットワークの強化や緊急輸送道路の整備に向けた調査・概略設計等を予定する。河川危険度事前調査事業には新規で1億2000万円を付け、豪雨災害に備え事前防災・減災対策を行うため、河川における治水上の危険度調査を実施する。あすなろの郷再編整備関連事業に9300万円を計上し、民間施設用地の造成設計や民間事業者の公募等を行う。アクアワールド茨城県大洗水族館新館整備事業に新規で3億4700万円を充てる。
