見たもん勝ち ～建設業応援団～
【東建・新体制】 「社会貢献に努める」／今井新会長らが会見
2020/05/27業界動向
建設メール
東京建設業協会（東建）は27日、書面表決による理事会で任期満了に伴う役員改選を行い、新会長に今井雅則氏、副会長に寺田光宏氏、乘京正弘氏、松嶋潤氏（再任）が就任した。会見で今井新会長は「働き方改革、担い手確保、生産性向上等に関する社会への貢献に努めるとともに、会員各社の経営基盤を強化する」との方針を示した。 新型コロナウイルス感染症対策については「民間工事の発注量が鍵。経済活動の刺激となるよう協議を重ねていきたい」とし、防災対策に関しては「建設業全体で取り組むべきことなので、広く活動できるよう情報提供に努めたい」と思いを告げた。
新任の寺田副会長は「協会、会員各社の発展に尽力する。新型コロナに対する不安を感じる企業も多いので、しかるべき要望ができるよう準備する」と述べ、会長を務める東京土木施工管理技士会については「防災・減災に関わる工事を扱うので、技術力向上とモチベーションアップを考えていきたい」とした。
同じく新任の乘京副会長は「中小企業の声がさらに届くように、生活環境が変化する中での建設産業の発展・貢献を目指していく」と述べ、唯一再任となった松嶋副会長は「働き方改革、担い手確保がメイン事業になるが、300社近い全ての企業の意見を大切にし、東京の社会資本、建築整備に貢献できるよう活動に取り組む」と意気込みを語った。
