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【特定技能外国人】 建設分野の国内第2弾試験は9月に「土工」で
2020/07/14建設時事
建設メール
新たな在留資格「特定技能」で即戦力となる外国人材の受け入れに当たり、本年度から国内試験の受験対象者が拡充されたことを受け、建設分野における初の特定技能1号評価試験が8月28日に「鉄筋継手」で行われるのに続き、第2弾は9月15日に「土工」職種での実施が決まった。いずれも試験会場は全国建設産業教育訓練協会の富士教育訓練センター（静岡県富士宮市）となる。
「鉄筋継手」は定員30人で、7月27日から2週間程度の期間で受験申し込みを受け付ける。「土工」は定員20人で、8月中旬に募集を開始する予定だ。詳細は建設技能人材機構（JAC）の試験情報公開ページ（https://jac-skill.or.jp/exam.html）を参照。
日本国内での受験対象者について、4月以降は受験を目的に「短期滞在」の在留資格で入国し、受験することが可能となった。技能実習生の場合、技能実習期間中に国内試験が受験できるようになったため、技能実習とは異なる職種への変更希望者の受験が想定される。技能実習生であれば日本語試験は免除される。
建設分野では技能実習から特定技能に移行可能な業務区分として現在、▽型枠施工▽左官▽コンクリート圧送▽トンネル推進工▽建設機械施工▽土工▽屋根ふき▽電気通信▽鉄筋施工▽鉄筋継手▽内装仕上げ／表装▽とび▽建築大工▽建築板金▽配管▽保温保冷▽ウレタン断熱▽海洋土木工―の18の試験区分が設けられている。
