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【日建連】 4週6閉所は67％に／19年度週休二日実現行動計画
2020/07/17業界動向
建設メール
日本建設業連合会（日建連）は17日、「週休二日実現行動計画」について2019年度下半期および通期フォローアップ報告書を公表した。閉所状況は、当初目標である19年度末で「4週6閉所以上の実現100％」に対して、67・3％の達成率にとどまった。井上和幸・週休二日推進本部長は「各社の努力が着実に実を結んでいることがうかがえるが、21年度末の最終目標である4週8閉所100％を達成するには一層の努力が必要」と、さらなる取り組みへの推進を促している。
19年度下期の対象事業所4週8閉所率は24・7％（昨年度下期19・3％）、4週6閉所率は62・9％（同53・2％）だった。前年度調査と比較すると4週8閉所は5・4％、4週8閉所は10％近く上昇した結果に。また土日を基本とした場合、4週8閉所は27・7％、4週6閉所は66・8％となっている。
対象事業所を土木と建築に分けると、土木の4週8閉所以上は31・9％（前年度下期25・3％）、4週6閉所は70・5％（同62・8％）。建築の4週8閉所以上は18％（同14・7％）、4週6閉所は55・8％（同45・7％）と、改善は見られるものの依然として建築工事の閉所率が低い。
フォローアップ調査は4回目だが、通期の比較は初めてとなる。調査対象は会員142社で回答109社。事業所数は1万7227に及び、請負額1億円以上または工期4カ月以上。
こちらの4週8閉所率は26・3％、4週6閉所率は67・3％。また土日を基本とした作業所は、4週8閉所は29・3％、4週6閉所は71％だった。
日建連では、17年に会員各社に依頼し「週休二日アクションプログラム」を策定したが、最終目標に向けて秋までに更新を求める。
