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【7月の公共工事動向】 請負金額は4・4％減／東日本建設業保証調べ
2020/08/07業界動向
建設メール
東日本建設業保証は、前払金保証工事から見た7月の公共工事動向を公表した。請負金額は9074億円で前年同月比4・4％の減少。4～7月の累計は3兆8294億円で同2・7％減となった。7月の件数は1万5476件で前年比2・7％減。保証金額は3484億円で同3・4％減だった。
発注者別状況では、国4・1％増、独立行政法人17・5％減、都道府県増減なし、市区町村10・3％減、地方公社9・5％増、その他16・5％増。
主な増加は、国土交通省が120億円増加し、主に東海環状岐阜山県第一トンネル工事等による。成田国際空港はT3南側増築・アクセス通路他整備工事等で140億円増額、福島県は災害復旧工事を中心に180億円増、また東京二十三区清掃一部事務組合で93億円を増額した。
工事場所別状況は、東北（10・4％減）と北陸（10・1％減）が二桁の減少。関東も4・6％減。それ以外は甲信越3・5％増、東海1・7％増、その他9・9％増と堅調だった。
