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【建設施工】 パワーアシストスーツ現場導入へ評価指標示す
2020/10/13建設時事
建設メール
現場での重労働や危険作業の解消など人間の身体機能を増加させ、作業環境の改善を支援する建設施工におけるパワーアシストスーツの導入方策を検討している国土交通省は、12日に開いた産学官連携のワーキンググループで、利活用場面と導入効果評価指標・手法の案を提示した。
8月から9月にかけてパワーアシストスーツに関する技術情報を募集した結果、開発者や元請け建設企業など11者からバッテリー駆動のアクティブ型6タイプと、無動力のパッシブ型5タイプの応募があり、その他に独自調査の結果を加えて類型化を行った。また効果が期待される作業場面を平時と災害時で整理。導入効果評価指標として、本年度は作業の「サイクルタイム」と「負荷・疲労の低減」を短期指標として現場検証を行う。いずれもサンプル対象数は年代を3区分した6人で、期間は4～5日、装備あり・なしで比較する。来年1月の現場実証を経て、2月下旬以降に本年度検証の総括と手法改善、今後の進め方を議論する。
2021年度以降は、中長期的なロードマップの作成や技術の進展を踏まえた官民一体の制度整備を進め、直轄事業における導入促進手法等も検討していく。
