見たもん勝ち ～建設業応援団～
〈耳寄り〉 丸の内エリア中心に19棟の全電力を再生可能エネルギー由来化へ
2021/01/22民間開発
建設メール
三菱地所が2021年度から、都内の丸の内エリアにある18棟のビルと横浜ランドマークタワーの計19棟について、全電力を再生可能エネルギー由来とする。延べ床面積の合計は約250万㎡に及び、CO2排出削減量は年間約18万トンを見込む。 今回導入する再生可能エネルギーは「生グリーン電力」と「トラッキング付FIT非化石証書」を併用。企業が事業で使用する電気を100％再生可能エネルギーとすることを約束する「RE100」に対応し、かつビルで使用する電力量の全量となるため、対象ビルの入居企業は自社で再生可能エネルギーを利用していると認められる。
三菱地所グループでは22年度以降、その他のビルについても再生可能エネルギーの導入を積極的に進めていく方針で、特に丸の内エリアで所有する電力に関して22年度には全てのビルで導入する予定だ。
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今回、丸の内エリアで対象となるビルは、丸の内ビル、新丸の内ビル、丸の内オアゾA街区、三菱ビルなど東京駅周辺に立地する有名なビルが名を連ねる。また、横浜ランドマークタワーは、東日本では最も高い超高層ビルであり、再生可能エネルギー導入の先進事例として文字通りの「ランドマーク」となるだろう。
