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【21年度予算案】 栃木県の投資的経費は14％減の1419億円
2021/02/15建設時事
建設メール
栃木県の2021年度当初予算案が明らかになった。一般会計は前年度比21・3％増の1兆154億円で、うち投資的経費は同比14・1％減の1419億6638万7000円とした。投資的経費は、災害復旧費が東日本台風被災直後の編成となった20年度当初予算から減少したことから補助・直轄事業は減少したものの、単独事業は県庁舎等長寿命化推進事業費や県単土木事業などが増えており、増加している。
投資的経費の内訳は、公共事業費570億8734万円（前年度比6・9％減）、建設事業費679億4500万円（同5・9％増）、国直轄事業負担金55億4168万円（同23・1％減）、災害復旧費38億2491万円（同84・6％減）、県単補助金（投資）75億6744万円（同3・3％減）。
主な事業では、堤防強化緊急対策プロジェクト事業費に30億円、県庁舎等長寿命化推進事業費に25億円、那須庁舎整備費に18億9600万円、県立学校施設長寿命化推進事業費に14億700万円、宇都宮東警察署整備費に約13億円を計上した。
また、新規事業では農村防災力強化事業費に3200万円、警察本部庁舎改修費に3億2500万円、とちぎデジタルトランスフォーメーション推進事業費に5300万円、栃木県林業大学校（仮称）整備費に1億3000万円、スマート林業推進事業費に1億9300万円などを盛り込んだ。
