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【技術者単価】 21年度は前年度比1・6％増の4万890円
2021/02/19建設時事
建設メール
国土交通省は19日、給与実態調査結果に基づく2021年度の「設計業務委託等技術者単価」を公表した。全20職種が対象で、平均基準日額は4万890円、対前年度比1・6％の上昇となった。13年度から9年連続で増加し、単価の公表を開始した1997年度以降では最高値となっている。
今回は新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、前年度を下回った単価は前年度単価に据え置く特別措置を5職種で実施した。特別措置を行わなかった場合の伸び率は1・0％の上昇だった。
公共工事設計労務単価と同様に3月1日以降に入札を行う案件から前倒しで新単価が適用される。
前年度比の伸び率は、設計業務が1・9％増、測量業務が1・3％増、航空・船舶関係業務が1・3％増、地質調査業務が1・3％増だった。
上昇が始まる前の12年度単価との比較では、全職種平均で30・9％増、設計業務は29・0％増、測量業務は50・1％増、航空・船舶関係業務は27・2％増、地質調査業務は32・5％増となる。
