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【21年度予算案】 茨城県の投資的経費は4・9％減の1518億円
2021/02/22建設時事
建設メール
茨城県は2021年度当初予算案の概要を発表した。一般会計は前年度比11・4％増の1兆2951億7800万円で、うち投資的経費は同比4・9％減の1517億8100万円となった。県単公共事業費は同比2・2％増の433億8200万円を確保しており、防災・減災対策事業に47億6200万円、長寿命化対策事業に33億5700万円などを盛り込んだ。
主要事業では、つくばみらい市の工業団地整備として、約70haの福岡地区土地造成事業に123億1500万円を計上。用地取得と測量、設計に着手し、順調なら一部造成工事に入る。本格的な造成工事は22～23年度を想定、限度額78億600万円の債務負担行為（期間は22～23年度）を設定した。
新最終処分場建設事業では6億900万円を措置。建設候補地の日立市が事業に同意した段階で、基本計画の策定に取り掛かるため事業費9700万円を計上した。さらに周辺道路整備事業に伴う測量・設計に着手する。
太田警察署建て替え事業は3カ年の工期を想定し、限度額14億6708万8000円（期間は22～23年度）の債務負担行為を設定している。
