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【施工管理】 第一次検定（前期）合格者が決定／6種目で2級技士補誕生
2021/07/06積算・資格news
建設メール
4月に施行された改正建設業法に伴い技術検定制度が再編されて以降、初の「第一次検定」合格発表が行われた。2級の技術検定6種目で計2万2504人が合格しており、初めての「2級技士補」が誕生することになった。
全国建設研修センターが6月6日に全国10地区で実施した2021年度2級土木、管工事、造園、電気通信工事の施工管理技術検定「第一次検定（前期）」試験の合格者が6日に発表された。
まず、土木は1万4557人が受験し、1万229人が合格、合格率は70・3％となった。管工事は受験者数が4518人で2529人が合格し、合格率は56・0％に。造園は1555人が受験、812人が合格しており、合格率は52・2％だった。電気通信工事は1998人の受験者のうち、1747人が合格、合格率は87・4％と高かった。
また、建設業振興基金は6日、6月13日に全国10地区で行った21年度の2級建築および電気工事施工管理技術検定「第一次検定（前期）」試験の実施結果を発表した。
建築は、受験者数が1万3074人で4952人が合格、合格率は37・9％だった。電気工事は3706人が受験し、2235人が合格しており、合格率は60・3％となっている。
改正建設業法の施行により、第一次検定の合格者は所定の手続きを行うことで国土交通大臣から第一次検定合格証明書が交付され、各種目の「2級施工管理技士補」と称することができる。さらに、所定の実務経験を有する者は第二次検定の受験が可能となる。
技術者の入り口となる2級の第一次検定は、受験機会を拡大するため17歳（高校2年生）以上の受験を可能とし、試験を前期・後期の年2回実施している。
