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【試験】 1級土木施工管理「第一次検定」の合格者が決定
2021/08/19積算・資格news
建設メール
全国建設研修センターは19日、2021年度の1級土木施工管理技術検定「第一次検定」の合格者を発表した。7月4日に全国13地区38会場で3万7726人が参加した試験の合格者は2万2851人。合格率は60・6％だった。建設業法改正に伴う技術検定制度再編後、1級土木では初の試験で、男女比は男性が93・3％、女性は6・7％となっている。
合格者のうち、勤務先は知事許可土木が45・8％、大臣許可土木が28・0％を占めた。学歴別では高等学校が44・3％で最も多く、大学が36・1％と続いた。合格者のうち、2級土木施工管理技術検定合格者の割合は58・9％だった。
第一次検定の合格者には、新たに「1級土木施工管理技士補」の称号が付与される。また、2級の第二次検定の合格者は実務経験を得ずに1級の第一次検定を受験できるようになった。これにより、1級の第一次検定に合格した技士補のうち、主任技術者の有資格者は監理技術者補佐として早期に責任のある立場で現場の施工管理に携わることが可能となる。これまでと同様に所定の実務経験を積み、第二次検定まで合格すると、監理技術者として職務を行うことができるようになる。
なお、第一次検定・第二次検定の申込者のうち、第一次検定の合格者は10月3日に実施される第二次検定への申し込みが可能だ。
