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【22年度予算案】 神奈川県の投資的経費は1・9％増の1695億円
2022/02/10建設時事
建設メール
神奈川県の2022年度当初予算案の概要が明らかになった。一般会計予算総額2兆3448億5900万円（対前年度比14・5％増）のうち、投資的経費は1695億6100万円で、前年度比1・9％増加している。22年度は、新型コロナウイルス感染症対策等への対応に加え、安全・安心のためのインフラ整備の加速化などに予算を重点配分した。投資的経費の内訳は、公共事業費が538億5500万円（前年度比3・8％増）、県単独土木事業費が366億5700万円（同4・0％増）、その他投資が790億4700万円（同0・2％減）となる。
注目の事業では、安全で安心して暮らせる神奈川の実現に1323億7160万円を充て、地震災害対策の計画的な推進や都市の安全性向上、風水害対策の推進（水防災戦略）、犯罪や事故などのない安全で安心なまちづくりなどに取り組む。主な事業費では、地震災害対策の強化や観測・調査研究の推進に14億7497万円、道路、橋りょう、港湾等の整備による緊急輸送体制の確保に275億4528万円、中長期的な視点で取り組みを加速させるハード対策（水防災戦略）に347億8826万円、交通安全施設整備費に50億543万円などを配分する。
県立高校改革等教育環境の整備の推進には408億9934万円を盛り込み、県立高校改革および県立高校教育施設整備の推進などを予定している。
