見たもん勝ち ～建設業応援団～
【民間開発】 渋谷エリア最大規模の再開発が都市計画決定
2022/03/24民間開発
建設メール
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青山通りから望むイメージ
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東京都渋谷区で計画される「渋谷二丁目西地区第一種市街地再開発事業（A街区・B街区）」が、24日付で東京都および渋谷区から都市計画決定の告示を受けた。渋谷エリア最大規模の再開発プロジェクトとなり、2街区の再開発事業と任意の共同建て替え事業（C街区）の2つの事業で構成し、一体整備を行う。再開発事業の地権者および事業協力者等として、東京建物が事業に参画している。
計画地は、渋谷駅東側に所在し、駅に近接するとともに、青山通りや六本木通りといった幹線道路にも面する。区域面積は約2・9ha、敷地面積は約1万8800㎡。延べ床面積は合計約32万2200㎡で計画する。大規模な敷地面積や首都高速出入口と近接した立地を生かし、約5バースのバスターミナルを整備。各街区をつなぐデッキを設置して歩行者ネットワークを生み出す。国際競争力強化につながる都市機能も導入し、高度人材を安定的に輩出する人材育成拠点や、国際水準の宿泊施設および居住施設を提供する。
施設規模は、A街区が地下1階地上5階建て、延べ床面積約4200㎡とし、店舗などが入る。B街区は、地下4階地上41階建て延べ床面積約25万5000㎡（高さ約208m）となり、用途は事務所、店舗、ホテル、人材育成拠点、バスターミナル、熱源機械室、駐車場など。C街区は、地下2階地上41階建て延べ床面積約6万3000㎡（高さ約175m）。住宅、生活支援施設、駐車場などで入る予定。
本年の再開発組合設立、2024年の権利変換計画認可を経て、25年度の本体着工を目指す。A・B・C街区は同時に29年度の竣工となる見通しだ。
