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【企業情報】 次世代コンクリート普及へ研究会を設立
2022/03/29業界動向
建設メール
電力中央研究所（東京都千代田区）は、中川ヒューム管工業などとCO2排出量削減に貢献できる次世代コンクリート「EeTAFCON（イータフコン）」の技術開発・普及を目的に、イータフコン研究会を設立した。コンクリート製品会社に加え、建設会社、電力会社、学識経験者らを会員とし、イータフコン製コンクリート製品の開発・普及を通じて建設業界における脱炭素化を目指していく。
電力中央研究所と中川ヒューム管工業は、従来のセメントコンクリートに比べてCO2排出量を約70％削減できる、石炭火力発電等から副産されるフライアッシュ等を主原料とする次世代コンクリートを共同開発し、社会実装を進めてきた。今後、全国各地のコンクリート製品会社と協力し供給網を拡大するとともに、品質評価法の確立、コスト低減、酸劣化抵抗が高いという特徴を生かした市場競争力のある商品開発を行う必要があるため、研究会設立に至った。これまで蓄積してきた製造ノウハウを他のコンクリート製品会社に水平展開し、新たな製品開発や普及を加速させる考え。
会員は次の通り。
▽正会員=旭コンクリート工業、小河原セメント工業、九州中川ヒューム管工業、共和コンクリート工業、クリコン、昭和コンクリート工業、電力中央研究所、東栄コンクリート工業、中川ヒューム管工業、中川ヒューム管山陽、藤村クレスト、ベルテクス、前田製管
▽賛助会員=三協Mirai、昭和鋼機、信越産業
▽特別会員=淺沼組、熊谷組、東亜建設工業、戸田建設、東洋建設、横河NSエンジニアリング、横河ブリッジ、東北電力、関西電力、四国電力、沖縄電力、石炭フロンティア機構
