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【プレキャスト工法】 土木工事の活用事例集で第二版が完成
2022/04/08建設時事
建設メール
コンクリート工の生産性向上の取り組みを進める国土交通省は、土木工事におけるプレキャスト工法の活用事例集（第二版）を日本建設業連合会と共同で策定した。これまでの活用促進策を踏まえ、全国で実際に採用された多様なケースを紹介するもので、2020年3月に発刊した第一版を大幅に充実させた。設計者、施工者、発注機関、製品会社など幅広い関係者に事例集を参考にしてもらうことで、プレキャスト工法の活用を促していく。
あらかじめ工場で製作されたプレキャスト製品を活用することにより、建設現場での省人化、工期短縮、安全性向上、働き方改革への寄与などが期待されるため、国交省ではコンクリート工の規格の標準化の取り組みの一環として、プレキャスト工法の活用を検討している。
また、大型コンクリート構造物を念頭に、予備設計・詳細設計の段階から各種工法を比較検討する手法として、価格に対して最も価値の高いサービスを提供するVFM（バリュー・フォー・マネー）の考え方を取り入れた評価項目を検討。今後も引き続き、個々の現場条件に応じて適材適所でプレキャスト製品の活用を促進する。
