見たもん勝ち ～建設業応援団～
【民間開発】 オフィスビルと分譲マンションの同一敷地内一体開発が始動
2022/05/11民間開発
建設メール
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一体開発のイメージ（中央）
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阪急阪神不動産（大阪市北区）が東京都品川区で計画する、エネルギー卸などを手掛けるシナネンホールディングス（東京都港区）新本社ビルと分譲マンション「ジオ」を同一敷地内で一体開発する事業が始動した。同事業では、シナネンホールディングスの祖業の地である敷地一体を取得し、新本社ビルの建設資金と土地代金を相殺する「等価交換方式」を採用。また、一団地認定を取得した上で、同一敷地内に新本社ビルと分譲マンションの2棟を建設し、各棟の独立性を確保することで、セキュリティやプライバシー性を向上させるなど、長期間利用される各棟の資産価値の維持・向上を図る。
所在地は、品川区東品川1丁目296番1、4地内。敷地面積は2821・33㎡。
新本社ビルは、地上6階建て延べ床面積3311・23㎡で、2024年5月の竣工を予定。分譲マンションは、地上15階建て延べ床面積1万337・75㎡の全135戸で計画する。24年7月の竣工を目指す。いずれも設計監理・施工は不二建設が担当する。
計画地周辺は、東京都港湾局から「運河ルネサンス推進区域」に指定されているため、天王洲運河と計画地との間の遊歩道に位置する品川区所有の植栽帯も合わせて一体で改修する見通しだ。
