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【一級建築士試験】 22年の学科試験は6289人が合格
2022/09/06積算・資格news
建設メール
7月24日に全国62会場で行われた2022年一級建築士試験「学科の試験」の合格者が6日に発表された。実受験者数3万7人のうち、6289人が合格。合格率は21・0％だった。前年比で受験者数は減ったものの、合格者数と合格率は上昇しており、20年の試験とほぼ同じような結果となっている。
合格基準点は、各科目が学科Ⅰと学科Ⅱが11点、学科Ⅲと学科Ⅳは16点、学科Ⅴは13点で、かつ総得点91点に達成した者が合格となった。合格基準点は各科目は過半の得点、総得点はおおむね90点程度を基本的な水準として想定していたが、総じて難易度が低かった。
合格者の男女比は男性が72・1％、女性が27・9％。平均年齢は30・2歳で、年齢別では24歳から26歳が29・7％で最も多い。
合格者を対象に10月9日に設計製図の試験を行い、12月26日に合格者を発表する。
◎木造建築士試験／学科試験は431人が合格
7月24日に全国40会場で行われた2022年木造建築士試験「学科の試験」の合格者を都道府県知事が決定し、6日に発表された。実受験者数688人のうち、431人が合格、合格率は62・6％となった。合格者数と合格率は昨年を上回っている。
合格基準点は100点満点中、建築計画は13点、建築法規、建築構造、建築施工の各科目でそれぞれ14点および総得点63点に達した者とした。
合格者の男女比は男性が65・7％、女性が34・3％。年齢別では24歳以下が93・5％と大半を占め、平均年齢は21・6歳だった。学生・研究生が93・3％となっている。
合格者を対象に10月9日に設計製図の試験を行い、12月1日に合格者を発表する。
なお同試験は、全国47都道府県の指定試験機関である建築技術教育普及センターが実施している。
