見たもん勝ち ～建設業応援団～
【日建連】 時間外労働削減へ注力／2023年度総会開催
2023/04/28業界動向
建設メール
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処遇改善へ決意を語る宮本会長
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日本建設業連合会（日建連）は27日、東京都千代田区のホテルニューオータニで2023年度定時総会を開催した。24年問題と担い手確保に向けた時間外労働削減や賃金行き渡りなどの処遇改善に注力する事を決定した。。
23年度方針について、宮本洋一会長は重点施策に▽価格変動リスクや適正工期などの課題に適切に対応できる新たな契約関係の構築▽積極的な公共投資の推進▽担い手確保に向けた技能労働者の処遇改善と働き方改革の推進▽カーボンニュートラル実現に向けた活動推進―の4点を挙げた。
特に処遇改善には、技能労働者へのおおむね5％賃上げを行き渡らせる下請契約の締結を徹底に加え、協力会社への要請の徹底を行う。さらに時間外労働削減へ向け「4週8閉所の推進に加え、『23年度時間外労働削減取組み方針』を策定し、上限規制の水準を達成することを目標として積極的に取り組む。日建連は魅力溢れる業界を目指して、関係者一丸となって取り組んでいく」と決意を表明した。
役員の一部改選では6人の理事を選出。総会後の理事会で、事務局常務執行役の金井甲氏が常務理事へ選任された。また土木工事技術委員長に早川毅氏（東亜建設工業）と国谷一彦氏（安藤・間）が就任した。
